老眼がひどい
アラフィフともなると日常生活で「年をとったなぁ」と感じる事はしばしばあるが、ことのほか顕著なのが視力である。周囲が薄暗くなり始める時間帯、決まって「ぼやけ」「かすみ」が酷くなる。文字が読みにくいのはもちろんのこと、絵や写真だってよく分からない。
若いころから視力はとても悪かった。強度の近視・乱視ハイブリッドとの付き合いは長く、ここに老眼が加わると酷いだろうなと覚悟はしていたが、想像以上だった。とにかくピントが合わないので近年はもっぱらメガネを外し、対象物に接近して物を見るクセがついた。かつて親たちも同じようなことをやっていたが、あのころの両親と今の私は同年代。返す返すも年をとった。
職場の先輩は「私の目、17時過ぎたら見えなくなるから」と話しているが、私においては夕刻に限らず、昼間だっていろいろなものを見まちがえる。
この間など運転していたら、前方左側の道路沿いに元気な芝犬を連れた男性が立っていた。子犬だろうか、あまりに元気に飛び回っているので「あの犬危ないな。飛び出してくるかもしれないから、徐行して通り過ぎよう」とソロソロ近づいたら、それはホットケーキ色のカバーをつけた草刈機で男性が草刈りしてるだけだった。
そりゃー飛び回るよね、草刈ってるんだものね。
帰宅して思わず調べてしまったよ。おそらくこの商品です。
こんなことが毎日のように起こるので、何か手を打たねばと当然考える。今まで当たり前にできていたことができなくなったり、手を入れなくても平気だったところにメンテナンスを入れなくてはならなくなったり。ホント、お金もかかるねえー。
遠近両用メガネ&サプリメント
老眼は「メガネを作る(もしくは新調する)」「目のためのサプリメントを飲用する」、この2つが主な対策である。まずは遠近両用メガネを作ったが、これが思いもかけず難所となった。慣れているはずのメガネなのに、しばらくかけていると頭がグルグル回るような感覚に襲われるのである。これは珍しいことでも無いようで、遠近両用メガネは慣れるのに時間かかかる人が多いそうだ。またデビューが遅過ぎても体が順応できないらしく、大体50歳くらいまでに始めたほうが良いとのこと。
仕方がないので今は1日置きにかけて、少しずつ体に慣れさせている。
遠近両用メガネは慣れるのに時間がかかるらしい
そしてもう一つの対策、サプリメント。これも少々長い旅となった。ドラッグストアでも通販サイトでもテレビ&ラジオショッピングでも、視力関連のサプリは常にお取り扱いがある。世の中それだけ困っている人がいる表れではあるが、それにしたって商品数が膨大すぎて、正直面食らってしまった。
ブルーベリーから始まり、カシスとかギャバとか成分もいろいろで、値段も結構違う。金額は安いに越したことはないけど、効かないと意味がない。なんたって目だからなあ…。
何種類か試したものの、なかなか自分に合うものは見つからない。
めぐみのルテイン30
ようやく「おや?これはもしや??」と思ったのが、この商品だった。
私は定期購入しているので、3袋が一度に届きます
初めて飲用した日、白っぽくボヤボヤしがちな視界がいつもよりクッキリ見えた気がした。夜になると「あー!目が疲れる」と本が読めなかったけど、それが無くなってまた読書を楽しめるようになったのが、実感できる一番大きな変化かもしれない。
主成分は「ルテイン」「ゼアキサンチン」、そして「GABA」だそうだ。各成分の説明については、商品の袋裏に書かれている内容を以下に引用します。
ルテイン、ゼアキサンチンには、目の黄斑部の色素密度の増加によるブルーライトなどの光のストレスの軽減、コントラスト感度(ぼやけ・かすみの軽減によりくっきり見る力)を改善し、目の調子を整えることが報告されています。GABAには、仕事や勉強による一時的な精神的ストレスや疲労感を軽減する機能があることが報告されています。
:めぐみのルテイン30 商品袋の説明より
現在も飲用を続けており、劇的に見えるようになった!という感じではないけれど、ボケボケストレスがずいぶん緩和されているのは事実。私には合っているようなので、このままお世話になるつもり。
体を長持ちさせるため、ここからは「いかにメンテナンスするか」が勝負な気がする。仕事は20代からずっと続けているパソコンデスクワークだし、ここ10年はスマートフォンの登場で、プライベート時間も常に目はブルーライトにさらされ続けている。労わってやらないと、だ。
健康寿命を長く伸ばして、まだまだいろいろなところに遊びに行きたいし、素晴らしい景色を見たり、面白いものを読んで楽しみたい。元気なお婆ちゃんになりたいのである。